織田三部作 読みました


和田裕弘氏の中公新書織田三部作を読みました。信長ファンとしては、とても楽しかった。御興味のある方には絶対お勧めです!特に、歴史の中に埋れ勝ちな信忠。これは信長ファンにとっては大変お勧めです。
以下は、この本からのイメージを抜粋しました。



信忠、そして松姫

天正十年六月、信忠は二条御所で二十六歳で没す。
実は青年将校には、生涯一度だけ婚約したまま婚儀の整わなかった相手が一人だけあった。武田信玄の五女、その名は松姫。

永禄十年、信忠十一歳、松姫七歳。戦国のならいの政略結婚ではあっても、旧勢力随一の信玄の息女と、新興勢力信長の嫡男との、眩しいばかりの似合いの雛人形の様な若者二人。

しかし残念にもその後、武田家と織田家の関係は険しくなり、破断。

やがて松姫が棲む高遠城を信忠自身が攻め落とすことになったが、落城前に松姫は落ち延びて、その後 剃髪、信松尼と号して、元和二年五十六歳で没す。
生涯ただ一人の許婚者(いいなづけ)が没してから三十四年後のことだった。
生涯独身であったという。

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